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【TOEICで熟語暗記はいらない?】必要!だけど単語暗記が優先

※この記事はプロモーションを含みます。

TOEICで熟語はいらないか?必要だが単語優先

TOEICで高得点を取りたい!点数を上げるために熟語学習はいらないのではないか?

そのような疑問を抱いてはいないでしょうか?

実は、TOEICで700点や800点を取るために、熟語暗記はやると良いが、あくまで単語暗記が最優先です。なぜなら、熟語学習より単語力向上に力を入れた方が、より効率的に点数を上げられるからです。

ここでは、TOEICで高得点を取るために熟語学習よりも行うべき勉強を、具体例と経験談を交えて解説します。読み終えていただければ、熟語学習より大切な、TOEICで自己最高点を取得する勉強法がわかり、効率的に点数アップを実現する具体的行動がわかります。

TOEICの熟語暗記はやると良いが単語暗記が最優先

TOEICで熟語の勉強をするのは良いことですが、点数アップを目指した勉強においてコスパがあまり良くありません。もし効率的に点数アップを目指すのであれば、まずは単語暗記に重きを置くべきです。そしてある程度単語の暗記が終わった段階で、熟語の暗記に入るのがおすすめです。

ではどの程度まで単語暗記を行えば良いのでしょうか?

まずは金のフレーズの単語の95%を覚えましょう。20単語中19単語が答えられれば、95%暗記したと判断しても良いでしょう。

熟語に特化した対策をしなくても840点は取れた

実は熟語に特化して対策を行わなくても800点は超えることができます。これは実際の体験談を踏まえてお話です。

過去に840点を取得した経験を例に挙げますが、熟語帳を使った学習なしでも800点越えは達成できました。ですから、800点越えを目指すのであれば、熟語暗記を意識的に行う必要はないということになります。

ではなぜ必要ないのでしょうか?

熟語がわからないと解けない問題は少ない

TOEICの本番試験では、一部熟語が分からないと解けない問題はあります。ですが、かなり少ないです。これは私の体感ですが、出ても2,3問です。点数にして10点か15点です。

それ以外の問題に関しては、熟語に関して問われる問題であったとしても、前後の文脈や消去法で解答可能なパターンが多いです。

単語帳を学習すると熟語もある程度覚えられる

単語帳で単語暗記を行うと、単語力がつくだけでなく、実は熟語力も上げることができます。その理由は、単語帳の備考欄などに熟語が記載されている場合が多いからです。例えば、金のフレーズを例に挙げてみます。

この単語帳の場合、見開き左ページに単語のスペルとその意味が載っています。右側のページには例文と補足的な説明が載ってます。そして、右側のページに、頻出する熟語が記載されています。多くの熟語が記載されているわけではありませんが、これらを覚えることでも熟語の学習としては十分なのです。

模試を解いていると熟語も覚えられる

TOEICを受けるための勉強で模擬問題集は必ず解くと思いますが、その模試を解く中で出題された熟語を覚えて行くのでも十分です。理由は、模試で登場した熟語は、本番試験でも出題される可能性の高い重要な熟語だからです。

根本的なお話にはなりますが、TOEICで覚えるべき熟語は多くありません。ですから、模試で出題されるような重要な熟語を、その都度覚えてゆくのでも十分なのです。ですから、模試を解いたら必ずしっかり復習を行い、出てきた熟語はきっちり覚えて熟語力をあげてゆきましょう。

熟語暗記をすべき人は900点越えを目指す人のみ

900超えを目指すには熟語暗記が必要

では、TOEICの学習を行う上で熟語学習は行う必要はないのでしょうか?その答えはあなたが目指している点数によって変わってきます。

もし900点越えを目指すのであれば熟語学習を行うのが良いでしょう。逆に900点以上を目指していなければ、熟語学習より単語力をアップさせたり、速読力を磨くことのほうが優先です。

900点越えのためには落とせる問題がすくない

900点越えを目指す場合、間違えて良い問題の数が少ないです。900点を超えるためには、全問題の9割以上に正解する必要があります。TOEICは全部で200問出題されますから、180問以上正解する必要があります。

そうなると間違えて良い問題は20問までとなります。200問も問題があると、引っ掛け問題が含まれていたり、うっかり回答ミスをしてしまったりしてしまうこともあります。そういった場合も考慮すると、全問正解をめざした対策を行う必要があります。つまり、熟語がわからないため、一部問題が解けないといった場合は無くす必要があります。

900点を超えるためにはスピード勝負

900点を超える上で一番大切になるのは、問題の解くスピードを上げることです。理由は、TOEICのリーディングセクションでは大量の問題を解く必要があるため、時間が足りなくなることが多いからです。

実際に私が840点を取得した試験でもリーディング問題の10問程度は解ききれず、勘に頼ってマークシートを記入しました。このように、900点を超えるためにはいかに速く英文を理解し、問題に回答できるかが大切になります。そのような状況下で、熟語の意味が分からないからといって、周辺の単語から意味を予測するといった作業をしてしまうと、タイムロスになってしまいます。1カ所や2カ所程度はそのようなことがあっても良いのですが、5カ所、10カ所と増えてしまうとどんどん時間が足りなくなってしまいます。

ですから、900点越えを目指す場合は、熟語もしっかり暗記し、スピーディーに問題を解ける力を養わなければいけないのです。

熟語を知っていると楽に解ける問題が増えるのは事実

TOEICにおいて熟語学習はそれほど重要ではないというのが私の意見ですが、熟語を暗記しておくことのメリットもあります。それは、楽に解ける問題が増えることです。

熟語がわかると文脈から予測しなくていい

熟語がわからなくても前後の文脈や消去法で解ける場合が多いことは記事の前半でお伝えしました。ですが、ヒントをもとに熟語の意味を予測するのは少し脳に負担がかかる作業です。また、本番中にわからないことに出くわすと、パニックになってしまうこともあります。

本番は2時間問題を解き続ける必要があり、かなりの忍耐力が試されます。ですから、なるべく本番での負担を減らしたいという考えもありです。そういった理由より、本番で文脈から熟語の意味を予測しなくていいということはメリットと言えます。

熟語を知っているだけで数秒で解ける問題もある

TOEICの中には知っているだけで、一瞬で解けてしまう問題も存在します。

例えばprevent () です。prevent from ~ で 「~することを防ぐ」という意味になります。この場合、知っていれば数秒で解けてしまいます。しかし、preventの後はfromだと知らない場合、「ある物事から遠ざける意味」であることをイメージし、なんとなくfromが入るのでは?と予測する必要があります。予測して答えた上に確信を持って選ぶことができないという状況になってしまいます。

もちろんTOEICは900点超えを目指さなければ、こういった問題は潔く勘で答えれば問題ないのです。しかし、知っていれば数秒で解けてしまう問題があるということはぜひ頭に入れておきましょう。

余裕があれば熟語勉強をしておいて損はない

余裕があれば熟語勉強をすることもあり

熟語学習の優先順位は低いとお伝えしましたが、あくまで優先順位が低いというだけで、全く無意味であるということではありません。ですから、余裕があれば勉強をしておいて損はないです。あくまで単語力向上や速読力向上が優先ですが、その優先順位を守った上で熟語の学習も行うのであれば得点アップに効果的でしょう。

また、私もそうですが、同じ勉強をずっと続けていると飽きてしまう人もいるはずです。ですので、飽きたら熟語の暗記をしてみようといった勉強法を行うのも良いかもしれません。

もし熟語帳を買うなら「金の熟語」

熟語帳を欲しいとなった場合、私がおすすめする熟語帳はこれ一択です。

「TOEIC L&R TEST 出る単特急 金の熟語 (TOEIC TEST 特急シリーズ)」は、TOEIC受験者なら誰でも知る人気の単語帳「金のフレーズ」の熟語版です。著者であるTOEIC講師のTEX加藤さんはTOEICで100回以上満点を取得した実績を持つ専門家です。そんな加藤さんがTOEICで頻出する熟語430語を厳選し、この熟語帳にまとめております。

この熟語帳は私も愛用していますが、下記の点にとても気に入っています。

  • なんといっても安い。
  • 収録熟語数が厳選されて少ないため、すぐに1周できる。
  • 全てのフレーズに無料音声が付属している。
  • 音声はスマホで聴けるため、移動中や外出先でも聴ける。
  • サイズが小さく持ち運びが楽。

これほど質の高い単語帳が900円しないので、迷ったらとりあえず買っておくのが良いかもしれません。

まとめ

以上、TOEIC学習において熟語はいらないのか?について解説しました。

この記事のおさらいをすると

  • TOEICの熟語暗記はやると良いが単語暗記が最優先
  • 熟語に特化した対策をしなくても840点は取れる
  • 900点越えを目指す人のであれば熟語学習が必要

ということでした。

基本的には熟語学習はしなくても良いですが、しておいても損はないです。

この記事でお伝えしたように、まずは熟語よりも単語の学習を優先的に行うことで、より早くあなたのTOEIC点数アップを実現できます。

自分の今のレベルを把握し、最適な勉強を選んで、TOEICで点数を最大化できるように頑張りましょう。

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