ここでは会話でよく使う助動詞について解説します。ここで紹介する助動詞は英文の中でもかなりの割合で登場します。今回は覚えることが3つだけです。しっかりと使い方をマスターしましょう。
会話でよく使う助動詞3選
その1:Will you 〜?
「Will you 〜?」という文の形で、「〜してくれませんか?」という意味になり、相手に何かを頼むことができます。
will は未来のことを表す時に使われる助動詞でしたね。
なお、答え方は次のとおりです。
ポイント:答え方
- Yesの場合:Yes, I will.
- Noの場合:I'm sorry, I can't.
Noの場合は相手のお願いに対して断ることになりますから、丁寧に断るのが良いです。
例文
- Will you help me? - I'm sorry, I can't. 手伝ってくれませんか。- すみません、できないです。
- Will you open the door? - Yes, I will. ドアを開けてくれませんか? - はい、開けますね。
- Will you come to the party? - I'm sorry, I can't. パーティーに来てくれませんか。- すみません、行けないです。
その2:Would you 〜?
「Will you〜?」の文を「Would you 〜?」とすることで、より丁寧な表現でお願いをすることができます。「〜してくださいませんか?」という意味になります。
これに対する答え方は「Will you 〜?」の時と同じです。
例文
- Would you close the window? - Yes, I will. 窓を閉めてくださいますか。- はい、閉めますね。
- Would you write your name here? - Yes, I will. ここにあなたのお名前を書いていただけますか。- はい、書きます。
- Would you call me tomorrow? - I'm sorry, I can't. 明日私に電話をしてくださいますか。- すみません、できないです。
その3:Shall I 〜?
「Shall I 〜?」という文の形で、「(私が)〜しましょうか?」という意味になり、自分が相手に対して何かをするように依頼することができます。
これに対する答え方は次のとおりです。
ポイント:答え方
- Yesの場合:Yes, please.
- Noの場合:No, thank you.
例文
- Shall I help you? - No, thank you. あなたを手伝いましょうか。- 大丈夫です、ありがとうございます。
- Shall I open the window? - Yes, please. 窓を開けましょうか。- はい、お願いします。
- Shall I make some tea? - Yes, please. お茶を入れましょうか。- はい、お願いします。