ここでは「数えられる名詞」と「数えられない名詞」について解説します。
英語では名詞が登場すると、その名詞が1つだけなのか、それとも2つ以上あるのかを必ず考えて単語の形を変える必要があります。それらをどのように使い分けて単語の形を変えればいいかについて解説します。
今回は覚えることが4つだけです。しっかりと使い方をマスターしましょう。
数えられる名詞、数えられない名詞で覚えるべきこと4選
名詞には
- 数えられる名詞
- 数えられない名詞
の2つがあります。
覚えること:その1
数えられる名詞は、名詞で表している対象がひとつだけなのか、それとも2つ以上あるのかによって、必ず形を変える必要があります。
a を付けるのか an を付けるのかは、直後の名詞の形によって決まります。名詞の先頭が母音(a, i, u, e, o)の音で始まる場合は、an にします。それ以外は全て a にすれば良いでしょう。
覚えること:その2
名詞には数えられない名詞もありますよね。数えられない場合は、名詞の形が変化しません。名詞の前に a や an をつけたり、末尾に s をつけて複数形にしたりすることが無いということです。
なお、数えられない名詞には、大きく分けて次の3つがあります。
種類 | 例 |
---|---|
①固有名詞(人の名前、地名など) | Ken(ケン), Tokyo(東京) |
②物質名詞(空気、液体など) | water(水), air(空気) |
③抽象名詞(特徴や状態など) | emotion(感情), happiness(幸福) |
覚えること:その3
数えられない名詞であっても、「多い」「少ない」といった量を表す言葉をつけることができます。しかし、これらは必ずつけなければいけないわけではありません。
覚えること:その4
数えられない名詞を、なんとかして数えるようにする表現もあります。「1杯の〜」「1きれの〜」などが例としてあげられます。