ここでは、指示代名詞の this と that について解説します。
日本語でも「これ」「あれ」などという言葉がたくさん出てくるように、英語でも指示代名詞はたくさん登場します。今回は指示代名詞を英文の中でどのように使えばいいのかについて解説します。
覚えることは5つだけです。しっかりと使い方をマスターしましょう。
指示代名詞 this/that で覚えるべきこと5選
覚えること:その1
「これ」「これら」など、近くの人やものを指し示す時には this(これ)や these(これら)を使います。指し示す対象が1つの時は this(これ)、2つ以上の時は these(これら)を使います。
覚えること:その2
「あれ」「あれら」など、遠くの人やものを指し示す時には that(あれ)や those(あれら)を使います。指し示す対象が1つの時は that(あれ)、2つ以上のときは those(あれら)を使います。
覚えること:その3
this や that は時を指す時にも使います。例えば、this morning(今朝)、at that time(その時)、this evening(今夜)などの使い方をします。
時を表す時も this は現在から近い日時を、that は比較的遠い日時を表す傾向にあります。
覚えること:その4
this には、少し変わった使われ方があります。電話やインタビュー、プレゼンなどで自分のことを紹介する時に this を使います。This is 〜. で「私は〜です。」「こちらは〜です。」という意味になります。
日本語でも「こちらはケビンです」という表現が無線でのやり取りで自分を名乗る時に登場しますよね。それと似ています。
覚えること:その5
that は、会話の中ですでに述べられたことを指し示すときにも使われます。この場合、that は「それ」「そのこと」という意味になります。